三晃グループ様
100年続く「街のでんきやさん」を目指す!
その夢を実現するための事業承継を全力でサポート
MIKATAグループのサービスをご導入いただいているお客様の声をご紹介します。
三晃グループ様はパナソニックショップ(特約店)として、各種総合電化製品販売及びメンテナンスなどを提供している、いわゆる「街のでんきやさん」です。
2021年に81周年を迎えた三晃グループ様では、次の目標である100周年に向けた事業承継の形を模索しており、そのためのパートナーとしてMIKATAを選択していただいています。本記事では、同グループ代表取締役である金塚知子様と、株式会社 三晃電機 (蒲田店)店長 金塚佑太様・奈々子様ご夫妻、および株式会社 パナハルス三晃(大森店) 店長 金塚俊朗様・悠様ご夫妻にお話をいただきました。
三晃グループ様
設立 | 1941年 |
事業 | 各種総合電化製品販売及びメンテナンス、住宅リフォーム |
従業員数 | 15人 |
グループ関連・関係・運営組織 | 株式会社三晃電機、株式会社パナルス三晃、三晃興産株式会社、三晃不動産株式会社 |
URL | https://www.sanko-kamata.co.jp/https://www.phsanko-oomori.com/ |
ご活用いただいている
MIKATAグループのサービス
- 業務支援コンサルティング
(月次・年次の税務会計報告・BPO) - 事業承継コンサルティング
ホールディングス化などの成長戦略・株価対策支援)
導入のきっかけ・背景
きっかけは取引銀行からの紹介。決め手は担当コンサルタントの人柄
―御社の事業内容と最近のトピックスをお教えください。
金塚佑太様(以下 佑太様):
私たちのグループは、パナソニックの特約店として、さまざまな電機機器の販売や住宅のリフォーム工事などのサービスを、蒲田店(三晃電機)と大森店(パナハルス三晃)の2店舗で提供しています。
ここ蒲田店は、今年で創業81周年を迎えました。
それにあわせて、2階のフロアをモデルハウス風に全面リフォームしました。 このスペースでは、いろいろなイベントを計画しており、お客さまや地域の方が集う憩いの場として活用していきたいと考えています。
トピックスとしては、やはり今年(2021年)の6月に開催されたパナソニックのコンベンションで、私と俊朗が同時に登壇することになりました(※)。
聞いた話では、長いパナソニックの歴史の中でも、兄弟が同じ壇上に登壇したのは初めてだったそうです。ちなみに、蒲田店の優秀店受賞は今年で67ヵ年連続となります。この記録は、今後もずっと続けていきたいです。
※蒲田店の佑太様は優秀店(前年比103%以上達成店舗)として、大森店の俊朗様は三井住友トラストパナソニックファイナンスの全国代表として登壇。
―MIKATAのサービスをご導入いただいた経緯をお教えください。
金塚知子様(以下、知子様):
退職金など積み立てについての相談を、お付き合いのある阿波銀行さんに持ちかけたところ、紹介されたのがMIKATAの小林さんでした。いろいろ相談をしていくうちに、信頼できる方だと感じたので、税務や決算の処理などもお願いするようになりました。私たちの仕事には、人との関わりがとても重要です。ですから、MIKATAのサービスのよし悪しよりも、当時の担当だった小林さんの人柄に信頼感を覚えて、この人におまかせしたいと思ったんです。
業務支援のご感想と効果
共に成長していくための事業継承を模索
MIKATAコンサルタントと共に導き出したホールディングス化
―今回実施した事業承継のプロジェクトについてお聞かせください。
知子様:
三晃電機は、私の親の代から続いている「街のでんきやさん」で、三晃電機は佑太が4代目、パナハルスは俊朗が3代目になります。2人とも、家族や従業員のみんなと協力しながら、よく頑張ってくれています。そして、これからも、それぞれが1人の経営者として責任を持ち、切磋琢磨しながら成長してもらいたいという思いもあります。ただ、当時のような1社の中で2店舗が横並びの組織では、お互いにやりくいだろうとも感じていました。そんな悩みを小林さんに相談したところご提案いただいたのが、それぞれの店舗を別会社としてホールディングス化することでした。
佑太様:
私たち兄弟は、生まれた時から「でんきや」の家族として育ってきました。同じ商店街の方々やお客さんは、もう家族同然のような感覚です。家業を継いだのも、特に違和感もなく、それが当たり前だと思っていました。ただ、実際に継いでみて、兄弟でそれぞれの店舗を経営してみると、いろいろとやりにくい部分が見えてきたんです。
金塚俊朗様(以下 俊朗様):
「街のでんきや」は、店長と従業員だけではなく、家族も一緒になって運営していくケースが多いんです。私も兄も、それぞれが結婚して家族を持ち、家族と共に「街のでんきや」を経営していくうちに、ひとつの会社の中で同じ方針で経営していくより、独立してそれぞれの家族が目指す方針で経営する方が、お互いにやりやすいのではないかと感じていました。ですから、今回の提案をいただいた時は、兄も私も、すんなりと受け入れらました。
将来の展望・メッセージ
MIKATAコンサルタントと共に100周年のその先を目指す
―将来の展望とMIKATAに今後期待することについて、皆様それぞれのお言葉をいただけますか?
佑太様:
私としては、まずは自分の会社である三晃電機を繁栄させるのが第一になります。三晃電機は創業80周年と、グループの中では一番の歴史があります。次は100周年を目指して、今以上に繁栄させていきたい。そのために、家族と従業員、一丸となって頑張っていくつもりです。100周年を達成したら、次に目指すのは150周年です。100周年は、ぎりぎり私の代で達成できると思いますが、150周年となると、次の代が担うことになるでしょう。そうなると、また事業承継が必要なので、その際は、またMIKATAさんにご協力いただけると嬉しいです。
金塚ななこ様:
私は、代表や店長とは違って、結婚してから「でんきやさん」になったので、お店のことはもちろん、決算や税金の処理もわからないことばかりです。クラウド会計についても、毎日のように尾崎さんに質問のLINEを送っています。尾崎さんは、いつも素早く対応してくださるので、本当に助かっています。まだまだ、いろんな人に助けてもらってばかりですが、「でんきやさん」のことを知らなかった私だからこそ、気がつくこともあると思っています。そして、お店を盛り上げていって、少しでも代表に近づけるように頑張っていきたいです。
俊朗様:
私も兄と同じで、まずは自分のお店を成長させていくことが一番だと思っています。私が店長を務める大森店は、今年で33周年なので、次は三晃(サンコー)の35周年を目指します。そして、40年、50年と続いていけるように頑張っていくつもりです。それと、これは余談なのですが、今年の6月に、ある夢を見たんです。それは、先ほどお伝えしたパナソニックのコンベンションに登壇する夢だったんですが、登壇しているのが私ではなく息子だったんですよ。しかも、優秀店の上位3位までを三晃が独占していたんです! まあ、あくまで夢の話なんですけど(笑)。でも、それを実現できるような次世代に向けた土壌づくりを、今まさに代表が行っているように作り上げるのが、これからの私が担う使命なんだと思っています。
金塚はるか様:
佑太さんや俊朗さんは、2人とも子供のころから、ごく自然に会社を継ぎたいと思っていたそうです。それは、代表の思いが2人に伝わっていたからだと思うんです。先日、私たちに息子が産まれましたが、彼が大人になったとき、父親と同じように会社を継ぎたいと思えるように。もちろん、選択肢はたくさんあっていいのですが、その中の1つとして選んでもらえるような会社になるように、経営をサポートしていきたいです。
知子様:
私としては、2人の店長たちが、小林さんや尾崎さんにいろいろなことを教えてもらいながら成長して、上手に事業継承ができれば、それが一番です。蒲田店と大森店は、会社が別々になったのですから経営のやり方や特徴もそれぞれ違いが出てくるはずです。現在はまだ私が代表をしていますが、いずれは2人が社長としてそれぞれのお店を担い、切磋琢磨していって欲しいと願っています。そして、小林さんや尾崎さんからは適切なアドバイスを、同じ目線ではなく、それぞれの目線でいただければ嬉しいです。 小林さんには、私たちの会社が続く限りフォローし続けて欲いと願っています。それこそ、孫の代まで(笑)。尾崎さんからは、いつも本音をズバリと言ってもらえるので、それが私たちの気質に合っていると感じています。これから、いろいろな情報やアドバイスを期待しています。
MIKATAグループ担当コンサルタントより
尾崎
三晃グループ様は事業承継の成功事例、そして、家族経営の最も模範的なグループ様だと思います。同じご兄弟がそれぞれの信念のもと育ったご兄弟が、承継した事業や思いも同じなのに、それぞれのご兄弟がそれぞれの信念の元、経営方針を確立し、新しい家族のサポートのあくなき挑戦を続けるそれぞれの会社。切磋琢磨しながら同じゴールを目指しながらも、良きライバルでもあるご兄弟、そして、包括的に支える社長、新しい会計業務の時代にバックオフィスとして支える奥様方、このような会社様に関与させていただけることは、コンサルタントとして我々も成長していかねばならず、良い緊張感と安心できる家族観の中で、我々もグループの歴史と発展に寄与する使命を感じながら携わらせていただいております。
これからも必ず成長していくであろう三晃グループ様に対して、我々も知識と研鑽を磨きサポートしていく強い決意をもって末永く共に進んでいきたいと思っております。
今回の事業承継は無事に終わると思います!
次の孫達に息子達から上手くバトンが繋がります様にご指導をお願い致します。