株式会社クルースホールディングス様
MIKATAの専門知識を活かした提案が導く
「保険資産の最適化」と「経営者の負担軽減」
MIKATAグループのサービスをご導入いただいているお客様の声をご紹介します。
クルースグループ様は、1997年に創業した株式会社クルースを中心として、主に製造・物流業界に向けた人材派遣事業を展開しています。
なお、同社は2014年にホールディングス化を実施しており、人材派遣事業以外にも外国人の就労支援や飲食、不動産事業など、さまざまな分野へのチャレンジを続けています。
MIKATAグループでは、クルースグループ様の税務・財務処理にかかわる業務支援、およびホールディングス化実現のサポートを提供させていただいています。本記事では、クルースグループ 代表である中村英一様に、MIKATAグループとの関わりと今後の展開についてお話をいただきました。
株式会社クルースホールディングス様
設立 | 1997年1月17日(株式会社クルース) |
事業 | 人材サービス(人材派遣 / 紹介予定派遣 / 人材紹介 / 外国人就労支援)事業、飲食事業、不動産事業 |
登録スタッフ累計 | 70,000人(2021年度現在) |
グループ企業 | 株式会社クルースホールディングス、株式会社クルース、株式会社クルースワーク、株式会社シー・スタッフ、マニュファクチュアロジ株式会社、CA CRUZ SDN.BHD.(マレーシア) |
URL | https://www.cruz-planning.co.jp/ |
ご活用いただいている
MIKATAグループのサービス
- 業務支援コンサルティング
(月次・年次の税務会計報告・BPO) - 事業承継コンサルティング
(ホールディングス化などの成長戦略・株価対策支援)
導入のきっかけ・背景
税務・財務処理の負担軽減と専門家目線での提案を期待
親身な対応と将来を見据えた提案に信頼感を抱く
―MIKATAのサービスを導入するに至った経緯をお教えください。
中村様:
MIKATAさんと出会ったのは、私たちの保険を担当していた代理店さんからの紹介です。
確か、10年ほど前だったと思うのですが、当時は子会社も含めて税務や財務の処理は、ほぼすべて私が自分で行なっていました。個人や法人が入っている保険の管理も私が行なっていたんです。今にして思うと、とてもひとりで回せる量ではなく、ミスや漏れも多発していました。もちろん、最終的な処理については税理士さんにチェックいただいていたので問題はなかったのですが、会社の規模も大きくなったので今までの税理士さんでは処理だけで手一杯という状況でした。それと、私としては単に処理だけをお願いするのではなく、専門家目線での意見や提案をいただけるような関係でありたかったんです。そのような話を保険代理店の方にしたところ、紹介されたのがMIKATAさんでした。
―当時のMIKATAに対する印象はいかがでしたか?
中村様:
当時の印象として、MIKATAさんは大手企業さんばかりを扱っているイメージが強く、私たちの規模でお願いして大丈夫なのか不安を抱いていました。ですが、実際にお話を伺ってみると、私たちよりも小さい規模の企業も数多く取り扱っていることがわかってホッとしました。それに何より、私たちがよい方向に向かえるように、本当に親身になって提案をいただけたので、この方々なら信頼してお任せできると感じました。
―MIKATAからの提案には、どのようなものがありましたか?
中村様:
まずご提案をいただいたのは保険の整理です。先ほどお伝えしましたが、会社や役員、それぞれにかかっていた保険については、ほぼすべて私が管理していました。ただ管理と言っても名ばかりで、どの保険が、いつ満了して、いつ更新になるのか。更新した場合、保険料の支払いはどうなるのかなどについては、ほとんど把握できていない状態でした。まずはここを整理し、一つ一つの保険毎にそれぞれの役割、目的を明確にしてもらい、リスク保障を絶えず維持しながらキャッシュ最大化になるようご提案いただきました。すごく分かりやすく、安心して管理、相談させていただいております。
―その提案をご覧になった時、どのような印象をお感じになりましたか?
中村様:
正直言うと、いままで随分と無駄なことしていたなぁと思いました。当時の私は紙に手書きで管理をしていたんですが、私としては、それが当たり前だったんですが、一般的には当たり前じゃない。そんなことが他にもあるかもしれない。だったら、保険だけじゃなく税務や財務も含めてお願いした方がいいのではないか。そんなことを考えていた時にいただいたのが、ホールディングス化のご提案でした。
業務支援のご感想と効果
ホールディングス化によって税務・財務の処理負担が大幅に軽減
―ホールディングス化の提案に受けた際は、どのようにお感じになりましたか?
中村様:
最初にお話を伺った時は、「私たちくらいの規模感でホールディングス化をしても……」というのが正直な感想でした。ただ、いろいろお話を伺ってみるとて、ホールディングス化して、子会社の処理は子会社にまかせ、ホールディングス会社がグループ全体の処理を担う形態の方が、圧倒的に処理が楽になり税務の面でも有利だということがわかりました。であるのなら、やってみようと。
―ホールディングス化を実施した効果はいかがでしょう?
中村様:
先ほどお話したように、ホールディングス化の前は子会社もすべて私が見ていたのですが、今はホールディングス会社だけなので、負担についてはかなり軽減されました。税務や財務、そして保険についても、MIKATAさんが10年単位で計画を練っていただいているので、将来的な青写真も描きやすくなりました。ただ、ホールディングス化してまだ間もないので、本当の効果が見えるのはこれからだと思っています。
将来の展望・メッセージ
ホールディングス化の効果を高めるために今後も継続的なサポートを期待
―今後の展望についてお考えをお聞かせください。
中村様:
今以上にホールディングス化による効果を得るには、グループ全体の統一した管理規定が必須だと感じています。なので、まずはその規定の作成を早急に進めたいと考えています。
ただ、規定の作成には、税務や財務だけではなく、労務や法務などの専門的な知識が欠かせません。その点については、MIKATAさんのサポートを大いに期待しています。 私は創業して26年間、ずっと働き詰めで走り続けてきました。ですが最近は、もうすこしゆとりをもって、組織の舵取りやプライベートの時間も大切にしていこうという気持ちが強くなってきました。「新しいことにチャレンジしたい」という気持ちは常にあります。ただ、ずっと働き詰めでいると、ストレスばかりがたまって、「新しいことをやろう!」という余力がなくなってしまうようにも感じています。ですから、その時が来たらチャレンジできるように、今は余力を残しておきたいんです。
ホールディングス化によって、新しい事業にもチャレンジしやすくなりました。例えば、人材事業を行なっている企業が、まったく違う分野の事業に手を出したら、違和感を覚えるスタッフもいることでしょう。そこで、既存の子会社は今の事業に注力して、新規事業はホールディングス会社が担うようにすれば、その辺りの違和感も払拭できると思っています。
―MIKATAに対するメッセージと今後の期待をお聞かせください。
中村様:
MIKATAさんには前任の小林さん、今の担当である掛上さんともに、非常に親身なアドバイスをいただいています。会社だけではなく、私や、役員の資産についても見ていただいているので、公私ともに頼りにしています。最近は、相続についての提案もいただいています。以前の私であれば、「まだまだ相続の話は早い」と感じたと思うのですが、いろいろ話を伺ってみて、早い時期から時間をかけて対策していかないと、将来が大変な思いをする可能性に気づかされました。このような気づきを、これからもどんどん提供していただきたいです。
先ほどもお伝えしましたが、私は遠慮なく提案をしてもらいたいタイプの経営者です。ですから、これからもMIKATAさんの豊富な経験に基づくたくさんの提案を期待しています。
実はひとつだけ懸念していることがありまして……、今、MIKATAさんがものすごい勢いで成長しているので、もしトップレベルの大手税理士事務所になった時には、今までと同じサービスが受けられなくなるのではないかな、という不安があるんです。なので、もし国内最大手になったとしても、今までどおり、お付き合いしていただけるように約束していただけると嬉しいですね(笑)。
MIKATAグループ担当コンサルタントより
掛上
中村社長とは毎月お伺いして月次決算のご報告と日々の相談をいただいております。
日々のお打ち合わせの中で感じることは、絶えず課題はないか?改善できるところはないか?という目で月次決算書を見られているよう思います。
また、大事なことは納得するまで聞き返してこられます。
社長は新しいことに積極的にチャレンジをされますが、その裏でしっかりとチェックし、問題になりそうなところがないか考えておられます。それが新たなチャレンジにつながっているのだと思います。根底には今までは通用した方法、やり方はこれからも通用するわけでは無く、常に現状に満足しないという考えをお持ちのようです。
これまではすべてが仕事・社員中心で回ってこられましたが、今後はプライベートな時間もとれるようにということを考えておられます。
事業承継を見据えたうえで、これからは社長の信念、想いが引き継がれるように、また、ひ孫の世代まで企業が永続できるように私たちはサポートしていきたいと考えています。