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2025/03/31
第3回 柴田 昇の眼 ~日々思うこと、見ていること~「インフレに負けない!中小企業の資金繰り強化策」

お元氣様です。柴田 昇です。
いつもお世話になりありがとうございます。
中小企業の赤字会社を黒字会社に、黒字会社をもっと黒字になる
お手伝いをさせていただき31年目になりました。
昨今はインフレが加速し、物やサービスの値段が上がっています。
このような状況下で、中小企業オーナーが特に強化していただきたいのが
「資金繰り」です。
ご存じのとおり、貸借対照表は資産・負債・資本で構成されています。
資産 = プラスの財産
負債 = マイナスの財産
というイメージがあると思いますが、
負債の中で一つだけ増やしたい勘定科目があります。
それは「前受金」です。
商品の納入又はサービスの提供前にお金をいただいた時に使う勘定科目です。
例えば、電車の定期券・映画等の前売券・代金先払いでの商品販売等が該当します。
なぜ、前受金が資金繰りに有効なのでしょうか?
前受金が増えると必ず資金繰りも良くなります。
借入金は金利がかかります。
前受金には金利はかかりません。
当然、前受金の段階では課税されません。(商品の納品・サービスの提供時点で課税)
売掛金管理の必要もなくなります。
良いことばかりです。増やしたい勘定科目です。
自社の貸借対照表の前受金をいかに増やしていくか。
社長の腕の見せ所です。
特に前受金がない会社は、どうやって前受金がもらえる商売をするかを考えてください。
次期の経営計画書には前受金の数値目標をぜひ設定してください。
「社長が元氣になれば会社は良くなる。」
一緒に元氣になりましょう。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
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