経営者の理想をかなえる【税理士】像

多くの【税理士】は、確定申告や決算、相続といった税務上の発生型問題への対処を仕事としてきましたし、顧問を依頼する経営者やオーナーの期待もそこにありました。

しかし会社の経営状況だけでなく、経営者や家族のライフサイクルまで含めた「経営と財産の最大化というニーズ」に応えるためには、都度発生する税務処理だけでは間に合いません。

そのため、経営者と対話しながら悩みを聞き出し、リスク、潜在的な問題を発見しながら、長ければ10年先回りして対処する提案を打ち出せなければ、先述のニーズを満たすことができません。

そのためには、【税理士】の本文である税務だけでなく、資産形成や投資、保険、不動産、教育などの資産の行使など、広範にわたる知識を持ち合わせている必要になります。顧問税理士が一人で課題を解決できるほど、経営者の悩みはシンプルではないのです。

顧問税理士を窓口にした専門家集団のチームによるサポートが必要となり、必要に応じて機動的に対策を立ててくれる税理士法人でなければ、「経営と財産の最大化というニーズ」に応えることができなくなってきました。

そして、こうした専門家集団によるチームでのサポートがあって、初めて3つ目の問題に取り組むことができます。

発生型問題、潜在的問題の次にやってくるもう一つの問題は、「設定型問題」です。

これは、経営者やオーナーが、企業経営や、自分自身あるいは家族にとっての「あるべき姿」を描き、これを実現していくことです。

世の中では「パーパス」というキーワードが経営の文脈で語られるようになりました。パーパスは直訳すれば目的であり、企業や経営者にとって、事業を行う上での社会的な「存在理由」を指します。

こればかりは、顧問税理士が見つけ出したり、決めたりすることはできません。経営者やオーナーが、自分自身で考えて設定する「理想」になります。

しかし実際に経営者やオーナーは、「パーパス」を考えたり、見つめ直す時間が取れているでしょうか。多くの人は、日々発生する問題に追われ、まだ見ぬリスクや不安に備えることができず、「パーパス」に思いを馳せることができなくなっています。

顧問税理士が税務面において、発生型問題だけでなく、掘り起こした潜在型問題への対策を先回りして提案することができれば、経営者やオーナーに理想を考える時間をご提供できるようになります。

「目先の提案や対処で満足せず、長期目線で多様なニーズに応えられる、多人数で担当するチームを率いた【税理士】になり、お客様に違和感なく寄り添わせて頂くことが重要だと考えています」